弘道館

先日、有斐斎 弘道館へ行って来ました。 こちらは江戸中期の京都を代表する儒者・皆川淇園が1806年に創設した学問所です。 淇園は『開物学』という学問を創始した事で有名ですが、円山応挙、与謝蕪村、長澤蘆雪らと親しく交わるなど多くの文化人と親交を結びました。 江戸時代には『弘道館』という学問所が全国に見られました。その言葉の意味は、「道を弘める」という事です。 2009年に『有斐斎弘道館』として再興しましたが、当時マンション計画が立ち上がり取り壊しの危機に遭いました。しかし有志による保存活動が実を結び、日本文化の真髄を伝え、日本の豊かな感性を鍛える場、現代の学問所としての再興が果たされました。 11月15日までの期間、「京菓子展2020」の入選作品が展示、販売されています。 京菓子は選び抜かれた材料、職人の手法、いくつかの道具だけで作られる「匠の技」の結集です。 御所の西という地にあるとは思えない程に、又、取り壊しの危機にあったとは思えない程に、静寂に包まれた数寄屋建築と庭園。 お勧めです!