檜扇

『檜扇』

『古語拾遺』(平安時代の歴史書)の中には、厄災が村を襲った際に、ヒノキでできた扇「檜扇」で扇ぐと、たちまち村が元通りになったという話が残っています。その檜扇と似ていることから同じ名前で呼ばれるようになったヒオウギは病気にかかりにくく、葉も長持ちするため、縁起物・魔除けの花として重宝されてきました。

その為、古来より疫病退散を祈願する祇園祭の期間中、京町家で行われている屏風祭(山鉾町にある旧家や老舗の京町家が代々伝わる屏風や美術品を展示)の会場や、民家の軒先や床の間などに飾られます。祇園祭には欠かせない植物として、古くから重宝されている花なんです。

京都の和食の名店『和久傳』で17年(京都和久傳7年、紫野和久傳9年、高台寺和久傳1年、室町和久傳在籍無し)お世話になり、昨年6月に二条城近くにオープン致しました。

和食の基本を守りながら

ランチは懐石料理を、ディナーはお任せ三品の後は単品でご用意致します。

お料理は和食を中心に季節の魚介類の炭焼き、鯖寿司やカレーなどもご用意しております。

日本酒は十四代、新政酒造、田酒、而今、飛露喜、花陽浴、黒龍、風の森、作、王祿、などご用意しております。

店内はアンティークの調度品や古伊万里などの骨董の器、花屋の女将が生ける生花で心安らぐ空間です。又、一枚板のカウンター席には7名様、テーブル席は4名様でご用意しております。

最寄駅は烏丸御池、もしくは二条城前です。